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お知らせ

水野がIBRO2019(The 10th IBRO World Congress of Neuroscience)のシンポジウムで発表しました

Dr. Mizuno gave a symposium talk at IBRO 2019 (International Brain Research Organization) !!!

IBRO Congress はIBRO(International Brain Research Organization:国際脳研究機構)が4年に一度開催する、世界最大規模の神経科学大会の一つです。1982年にスイスLausanneで第1大会が開催され、第10大会目となる今回は韓国Daeguで行われました。今回とても幸運なことに、シンポジストとして発表しました!!!。

声をかけて頂いたオーガナイザーのAlain Chédotal先生は、私が学部時代に藤澤研で貢献した論文の共著者で(Suto et al., Neuron 2007)、15年前から(はじめは私が一方的に)存じていた先生です。同じセッションのLinda Richards先生は、大学院時代に平野研(田川義晃グループ)で行っていた脳梁軸索の研究(Mizuno et al., J Neurosci 2007, Eur J Neurosci 2010)を進める際、良く論文を拝見していました。以前もお話ししたことがあり、今回は2度目です。もう一人のGuillermina López-Bendito先生は、ポスドク時代に岩里研で行っていたバレル皮質の研究(Mizuno et al., Neuron 2014, Cell Rep 2018)と近い研究をしており、こちらも今回2度目にお会いしました。いずれも以前から知っている先生です。学部はガイダンス分子依存的な海馬神経回路形成、大学院は活動依存的な脳梁軸索形成、学位取得後はバレル皮質の生体2光子イメージングと、神経科学の中でも研究対象を変えてきたことが今回に繋がったように思います。

国際的に認知される研究を行うこと、それを元に人とつながることの重要性を感じました。今後もこのような機会を得られるよう、地道な努力を続けたいと思います。